どうも、ましろです。
VRChatをプレイする際にコントローラーを使うだけでなく、トラッカーという道具を使うことで腕だけでなく、腰や足を同期させることができるようになります。
俗にいうフルトラッキング(以下フルトラ)はVRChatプレイヤーにとっては没入感を増すアイテムであり、フルトラに憧れるユーザーは大勢います。
そんなトラッカーですが、バッテリー持ちが悪いという大きな欠点を持ちます。
公証では4時間持つそうですがVRChatをがっつり遊ぶユーザーにとって4時間は少し物足りない時間と言えます。
というわけで今回はトラッカーの利用時間を延ばせるガジェットを購入してみたのでレビューしたいと思います。
どんなガジェット?
このガジェットはtrackstrap+trackbelt+というトラッカー用のベルトも兼任したバッテリーになっています。
開封すると、以下のように腰用のベルト、脚、もしくは腕用のストラップが二つ入っています。
トラッカーをインチネジ穴にはめ込み、充電自体はバッテリー部分から繋がっているマイクロUSBケーブルでトラッカーへ充電します。
このバッテリー自体は公証10時間とされており、トラッカー本体と合わせて計14時間の連続プレイが可能になるそうな。
流石にそこまではやらないと思いますが、別途体にモバイルバッテリーを這わせるよりもスマートですね。
装着感
ここでは使い心地に関して述べていきます。
腰はベルトで締めるタイプです。ゴム製ですのでちゃんと長さを調節しないと激しく動いた際にトラッカーが上下してしまいます。
きっちり締めればいい感じに固定することができますのでここは各自で要調整。
続いて脚ですが、足の甲に着ける人と足首につけるタイプの人がいるので分けて述べていきます。
まず足の甲ですが、これは正直お勧めしません。
固定バンド部分が足裏に来てしまうため、常時足つぼマッサージ状態になります。
とても痛い…ことはないですが、違和感を感じるとは思います。
足首の場合は、固定度合いが難しく感じました。
緩過ぎると激しい動きをした際にトラッカーが左右にズレてしまうし、
キツく絞め過ぎるとスネが痛くなります。程よくズレない程度に調整する必要があります。
自分はフルトラでダンスをするのですが、やはり足首固定の方が良いですね。
あまり動かない人であれば足の甲に付けるのもありかも。
バッテリー持ち
実際にバッテリーがどれほど持つのか確認するために、充電テストを行ってみました。
トラッカーの充電が空になった時点で充電し、満充電になったら取り外し、を繰り返して何回充電できるのかを確認します。
結果としては、トラッカーを2回充電することができ、
3回目の充電途中で充電器側のバッテリーが切れました。
連続稼働テストではないですが、単純計算で連続12時間はバッテリーが持続できそうですね。
12時間も動ければ相当コアなユーザーも満足できるのではないでしょうか。
いや、半日VRChatに籠る人なんていないのでは…
ていうか8時間を越えちゃうと先にコントローラーの充電が切れてしまいますね(Viveの場合)
お値段と購入方法
このガジェット、まだ国内販売はありません。
私は海外(米国)Amazonで購入しました。執筆現在は取り扱いがない状態でした(2020年5月10日)
あとは公式サイト(https://rebuffreality.com/products/trackstrap-trackbelt-plus)にて
$99で販売されています。
送料を含めると更に値段が上がりますが、ベルト類+モバイルバッテリー3つを購入することを考えると、割とアリな選択肢だと思います。
気になるところ
現状気になるところは、足トラの安定性でしょうか。足首にトラッカーを付けると少しの重心をズラすだけで足元から体が傾くことがあります。調節で多少マシにはなりますが、やはり足の甲に設置できるようにしたいですね。
あともう一つは、充電していない時はトラッカーとの接続を外しておかないと放電分をバッテリー側が補おうとしてどんどん電池を消耗してしまうという点でしょうか。
バッテリーを充電したままにするか、トラッカーとの接続を断つかした方が良いと思います。
前者は過充電になる可能性があるので私は後者にしています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
固定しやすく、ケーブル制御もしやすいため長時間フルトラで動き回る人にとっては非常に良い選択肢になると思います。
ただ、海外製品のため購入時は個人輸入という形になります。
トラブル等は当方では責任を負いかねますので注文される際はくれぐれもお気をつけくださいね。
以上!