どうも、ましろです。
最近はズブズブとキーボード沼に浸りつつあります。
前回の記事でも書いた様に、ついに自作キーボードに手を出そうということで、Corne Cherry v3という分割キーボードを自作しました。
今回はその記録と使用感をレビューをしていきたいと思います。
概要
今回も遊舎工房様で購入させていただきました。
Corne Cherry V3shop.yushakobo.jp
CorneCherryV3とは、42キーという必要最低限のキー数で構成された分割キーボードです。
分割キーボードとは、あまり知られてはいないですが自作キーボード界隈では非常に人気の高いジャンルです。
昨今ではいわゆるアリス配列と呼ばれる逆ハの字型にキーが配列された一体型キーボードもいろんなメーカーから販売され始めています。
一番有名なのはKeychronのQ8でしょうか。
Keychron Q8 (アリスレイアウト)QMKカスタムメカニカルキーボードkeychron.jp
この配列は人間工学的に良い配列らしく、手首への負担が軽減されるというのが売りです。
そして人間工学の極地にあるのが分割キーボードです。
キーボードが分離していることによって、自分の好みの幅を開けて、肩を狭めることなく打鍵できるのです。
組んでいく
キーボードの自作キットを開けてみるとこんな感じになっています。
真ん中下にある穴の空いた板みたいなものがPCBと言われる基盤になります。
これをベースにいろんなパーツを半田付けしていきます。
まずはダイオードを付けます。
ダイオードがつけられたら、次はProMicroというパーツを貼り付けます。
FirmWareを覚えさせるCPUのようなものですね。
様々な種類がありますが、今回はキットに同梱されていたMicroUSB端子のProMicroを利用しました。
マニュアルに沿えばFirmWareを入れるのもとても簡単です。
ここまでできたら一度動作確認します。
ピンセットで基盤のキー入力部分を触ると文字が入力されます。
きちんと全部入力できることを確認できたら、ダイオードやProMicroのはんだ付けがしっかりできているということになります。
確認が終わったら次の工程に進みます。
今回私はいろんなキースイッチを付け替えて楽しみたいなぁと思っていたので
スイッチ用のソケットをつけることにしました。
これをつけることで、キースイッチを直接基盤にはんだ付けする必要がなくなり、
気軽にスイッチを入れ替えることができるようになります。
ソケットの穴にピンセットを刺せば先ほどと同様に動作確認ができるのでやっておきましょう。
ここまで進めばほぼ完成です。
今回は先日ブログにも書いたMOJO84のプラスチックキースイッチとキーキャップを流用してみました。
かわいい感じに仕上がりました。
ここからさらに改造を加える予定だったので、私は一部のパーツを使わずに組み上げました。
本当はOLEDスクリーンも付属してたのでもっとカッコ良い見た目になるんですけどね
感想
さて打鍵感ですが、自分の好みのキースイッチを使っているのでもちろんとっても良いです。
疲労感も、通常のキーボードと比べて窮屈ではないので疲れづらく感じますね。
ただし、分割キーボード、しかも40%サイズということもまだタイプミスが目立ちます。
特に咄嗟に数字キーを打つにはまだまだ慣れが必要です。
私は↓のサイトで毎日練習してます。
どうしてもうまくいかない場合は自分でキーマップを変更できるのでいざとなったら対応していこうと思います。
それも自作キーボードのメリットの一つですね。
実は今回人生で初めてのはんだ付けでしたが、やってみると意外と楽しくできました。
もちろんうまくはんだが付けられていなかったせいで作業がやり直しになってしまった場面もありましたが、しっかりそれぞれの工程で動作確認をすればどうしようもないミスは出づらいかと思います。
何より今まで避けてきたはんだ付けの工程に挑戦できたことで今後も電子工作関係をする際には抵抗なくチャレンジできそうです。
さて、次回のキーボード記事は今回作ったキーボードのカスタムの話をしたいと思います。
以上!!