満遊亭

日々の日記やレビューなんかの雑記

今改めて注目される『VRChat』

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VRChat

 

どうも、ましろです。

 

突然ですが、私はVRChatというゲームをプレイしています。

数年前からリリースされているゲームですが、緊急事態宣言に伴う外出自粛ムードの中で注目度が増しているようなので、改めて紹介したいと思います。

 

 

VRChatとは

VRChatとは、2017年2月1日よりリリースされたVRゲームです。

各プレイヤーがそれぞれの”アバター”を用いながらコミュニケーションを取るため、MMOと定義されることもあるそうです。

 

VRゲームですがデスクトップでも遊ぶことができるため間口は広く、

最近の調査では「VRChat」をプレイする全世界のユーザーの内、70%はVR機器を使わないデスクトッププレイヤーであることが判明しており、寧ろVRユーザーの方が総合的に見たら少ないことが分かっているそうです。

 

このゲームがMMOと定義される所以の一つは、ゲームクリアという概念がなく、もはや生活の一部となることにあると感じます。

個性豊かなアバターで自己表現したい、たくさんの友達を作りたい、仲良くなった人とお喋りしたい、技術力を見せたい、実践で他国の言語を学びたい、可愛いアバターとイチャつきたい(?)などなどプレイヤーはそれぞれ多岐に渡る目的を持っています。

「VRChatを遊ぶ」のではなく、「VRChatで遊ぶ」といったように、遊び場(プラットフォーム)といったらいいでしょうか。日本語って難しいですね。

MMOというよりも寧ろセカンドライフやPSHOMEみたいなものをイメージした方が分かりやすいと思います。

 

ちなみに私はたくさんの友達を作って可愛いアバターとイチャつきたいという思いで始めました。よろしくお願いします。

 

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自作をしなくたって、可愛い販売アバターを買えばこんなに可愛くなれる!

今注目されている理由

さて、最近ではTwitchなどの配信サイトでもVRChatの配信が増え、プレイヤーの総人口も増加しているそうです。

某ウイルスによる外出自粛ムードの最中、人との関わりを求めている人が多いということを表しているように感じてしまいますね。

私は以前からDiscordサーバで4~5年の付き合いのネット友達と常に会話しているような状態だったため、家に一人でいることに寂しさを感じたことはありませんでした。その縁がもしなければ、私も今回の騒動で寂しさを感じていたかもしれません。

 

VRChatはソーシャルディスタンスが必要とされている今だからこそ、以下のような観点で有用なコミュニケーションツールになってると感じます。

・仮想世界で人と繋がるため肉体的な接触はない。

・視覚的に今その場にいる誰かに話しかけているという感覚がある。

・自分が求めさえすれば外出しないのに新しい出会いが頻繁に発生する。

 

私はVRChatを始めてからたくさんの出会いに恵まれました。

今では一緒にVRChatを遊ぶだけではなく、休日にAmazonPrimeで映画を観たりゲームをしたり、作業通話をしたりといろんな友人との繋がりが増えました。

外出自粛という閉鎖的な世の中で、ここまで新しい出会いに巡り合えるツールは限られるんじゃないでしょうか。

 

#StayHomeだと寂しいかもしれませんが、#StayVRであれば、なかなか刺激があって楽しいですよ!

 

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物理的な距離を気にせず駄弁れちゃいます

知っておいてほしいこと

 これまではVRChatの良い点を述べてきました。

ここまで読んでいただいてVRChatに興味を持ってくれた人がいたらとても嬉しいのですが、最後に知っておいてほしいことがあります。

VRChatが合わないと感じる人も割といる

当然のことですが、万人に勧められるゲーム性ではありません。

コミュニケーションを前提としているため、喋るのが苦手な人には苦になることもありえますし、自分でやりたいことを見つけないと長くは続けられないと思います。

ただ、前者に関しては『無言勢』と呼ばれる、会話をせずに動きなどでコミュニケーションを取る人たちも多数います。喋ってコミュニケーションを取らなければならないという強迫観念に迫られる必要はありません。

また、後者においてはプレイしている内に勝手に見つかったりするものだと思うので気にしなくても大丈夫です。誰かと楽しくお喋りしたい、運動がてらダンスしたい、可愛くなりたい…自然と足を運ぶ場所ができたら、それがきっとあなたの居場所であり、目的なのでしょう。

価値観や思想が全く違う人がいる

これは様々なプレイヤーがいるからこそなのですが、必ず馬の合わない人はいます。

そういった人に無理に近づき仲良くしなきゃいけないということはありません。

職場の人間関係のような煩わしさがあれば、わざわざVRChatで人間関係を築く必要性はないと思います。

ただ、価値観などが合わなくてもできるだけ相手の意見を尊重しましょう。

そうした上で相手がこちらの意見を尊重してくれないのであれば、その時はそっと離れましょう。お互いのためです。

また、VRChatには相手の声が聞こえなくなるミュート、視界からも完全に削除するブロックという機能がありますので、もしもの場合はそれらで対処しましょう。

自衛はとても大事です。そういう意味では、人を見る目を養う良い練習になりますし、自分の人格を再度見つめ直す良いきっかけになりますね。

 

最後に

長々と述べてきましたが、あくまで私は1年ちょっとでプレイ時間600時間程度のVRChatプレイヤーです。もしこれからVRChatを始めようということであれば、他の方の同様の記事を読んでみると良いかと思います。良い点、悪い点、様々な視点でVRChatというゲームを見つめてみましょう。

 

また、正直このゲームは初心者に優しくないゲームだと思います。

既にお友達にVRChatをやっている人がいれば、是非その人に案内してもらってください。その方はVRChatにおける心強い『先輩』になってくれるでしょう。

もし、そういったお友達がいないようであれば、デスクトップモードでVRChatにログインし、「Tutorial World」という場所へ行けば、あなたを指南してくれるプレイヤーに会える可能性があるのでお勧めです。

 

 

外出自粛で迎えるGW、家から出ずに外の世界を出歩ける

新しい体験をしてみてはいかがでしょうか。