どうも、ましろです。
PCで作業をする時は、様々なアプリを使いますよね。
動画編集であればPremireProやFinalCutPro、画像編集ならPhotoshop、Gimp、
絵を描くならClipStudio、3DモデリングならBlenderなど、用途によって様々な専用アプリがあり、そしてその数だけ固有のショートカットがあります。
今回は作業を効率化するのに適したガジェット「StreamDeck」のレビューになります。
ショートカットキーがなかなか覚えられなかったり、今ルーチンで行っている作業を効率化したいという人に特に見ていただきたい内容です。
それでは早速やっていきましょう!
StreamDeck
今回レビューしていくのはElgato社から発売されているデバイス、「StreamDeck」です。
この製品は3つのモデルが販売されており、それぞれボタン数が違います。
今回私が紹介するのは真ん中のグレードの15ボタンモデルです。
・外観
箱の中はStreamdeck本体と4段階のスタンドが付属しています。
液晶付きのボタンが15個付いています。
ガジェット側のUSBは抜き差しできません。
断線にはくれぐれも注意して使っていきましょう。
また、32ボタンの上位モデルはUSB抜き差しが可能のようです。
ドライバーをインストールしてUSB接続をすると自動で作動します。
最初は中央にポツンとElgatoのWebサイトへアクセスするリンクが登録されています。
専用のアプリケーションがあるので、それにどんどこアクションを登録をしていきます。
・便利なとこ
・ホットキーでショートカットキーが1ボタンに登録できる
例えば文章のコピーは「Ctrl+C」でできますが、これをホットキーに登録することで
1ボタンでコピー、そしてペーストも同じようにホットキーで登録すればもう1ボタン押すだけでペーストできます。
これと私の場合、画面の一部をキャプチャするSnippingTool([Windows]+[Shift]+[S])や、Clipstudio操作中のショートカット(色調補正や自由変形)、FireFoxを利用している時のタブの開閉を1ボタンで呼び出してます。
ClipStudio用の設定
・アクションの設定ができる
先ほどのホットキーの呼び出しは左手デバイスであればだいたい可能です。
StreamDeckでは連続した動作も1ボタンで実行できることがメリットの一つとして挙げられます。
例えば、私がよく開くフォルダのパスを登録し、さらにそのファルダが開くまでの時間をタイマーで1秒ほど置き、フォルダの最下部までジャンプするショートカットキーを設定すれば、1ボタンでフォルダの最下層まで移動してファイルを見ることができます。
・プロファイルとフォルダで階層が設定できる
このデバイスはプロファイル設定とフォルダで階層分けが可能です。
プロファイルを設定すれば、現在アクティブなアプリに対してのプロファイルが自動で呼び出されます。
なので、私の場合はFireFoxとClipstudioでプロファイルを設定しています。
さらには作成したプロファイルの中にフォルダを作ることができるため、際限なく15ボタン以上の設定が可能です。(もちろんボタン数が多ければ多いほど、表示できるアクションも増えるわけですが…)
・ボタンに画像とテキストが設定できる
これが今までのデバイスと一線を画す部分でしょう。
ボタンの一つ一つに画像とテキスト設定ができるので、何を設定したかを忘れる心配がありません。
左手デバイスでは基本的に設定した後に長い時間操作しなければ、いまいちどこに何の設定をしたか忘れていまいます。
StreamDeckの場合、それぞれのボタンに何を設定したのかが一目見ればすぐにわかるため、導入してから配置を覚える必要性がありません。
なので気軽に新しい設定を試しやすいです。
・利用事例
①1ボタンでFireFoxが開き、お気に入りのWebサイトを複数開きます。(Twitter、Youtube、Amazon、Pixiv)
②私のキーボードにはテンキーが付いていないのですが、テンキーの代用ができます。
この用途を考えるとやはりボタン数は多いに越したことはないなと感じます。
③IFTTTを連携させることで家電を操作することも可能です。
streamdeckでIFTTT連携させて電気をON/OFFできるようになりました
— mashiro_JP@VRC (@mashiro03) 2021年3月10日
配信者向けだけじゃなく、いろんな応用が効く楽しいガジェットだ pic.twitter.com/KtZa3wHaGO
ただし、IFTTTはアカウント登録が必要であり有料プランでないと4つ以上のアプレットを作成できません。
私は現状フリープランでの利用ですので、今のところ電気のON/OFFしか設定していません。
StreamDeckにIFTTTを連携させる方法は別の記事で書こうと思います!(長くなるので)
④よく遊ぶゲームを起動しやすくし、フルスクリーン状態でもBGMやボイスチャットの制御できるようになります。
ゲーム中にバックグラウンドで起動しているアプリを操作できるようにしています。
BGMとして流しているSpotifyの再生停止やお気に入り登録、音量ボタンを仕込み、
そしてDiscordのミュートボタンを入れています。
このうち、SpotifyとDiscord操作はある手順を踏まないと登録できないため、
これらのやり方も別記事にしようと思います!(長くなるので)
まとめ
さて、いかがだったでしょうか。
配信者でなくてもこれだけ様々な使い方ができるとても楽しいガジェットということが
分かっていただけたら嬉しいです。
私もまだいろいろ手探りの状態で触っていますので、新しくできることや共有できる活用事例があったら更新していきたいと思います!
以上!!